普通のサラリーマンだった私がイタリアでMBA取得を目指すブログ

普通のサラリーマンだった私がイタリアでMBA取得を目指すブログ

2019年4月からイタリア人の妻とやんちゃな息子とミラノに移住し、9月から1年間MBAコースに通う予定の元・普通のサラリーマン(現在主夫)のブログです。

30歳、元サラリーマン、現在主夫。

みなさん、こんにちは、こぶです。 

今回は、私が30歳でサラリーマンを卒業して主夫となり、

今、思っていること、感じていることをお伝えしたいと思います。

 

私は今、主夫をしています。

2019年3月末までは日本でサラリーマンをしており、

妻が専業主婦で、2歳のやんちゃな息子の育児と家事全般を

やってくれていました。

しかし、4月からはミラノに引越し、妻が仕事をし、

私が育児・家事に関与する時間はかなり増えました。

 

そして、今、思っていること・感じていることは、大きく分けて2つです。

1つ目は、自分の収入がないことへの焦り。

2つ目は、主婦(主夫)は決して楽ではないという実感。

 

1つ目については、常に意識している訳ではありませんが、

例えば、新しい服を買おうかな?と思う時に、

妻は買っても良いよと言ってくれますが、頭をよぎってしまいます。

手に職、と言っても、特別なスキルを持っていない私。

プログラミングには以前から純粋に興味があり、時間がないから

なかなか着手できなかったので、このタイミングでやってみたいという

思いもありますが、心のどこかで、スキルを身に付けたらフリーランスのエンジニア

として収入を得られる、無収入から卒業できるという気持ち

(エンジニアの皆様、安易ですみません)があるように思います。

さらに私の場合は9月からのMBAの学費もかかるので、

金銭面・経済面で家計に負荷をかけてしまっているというのは、

非常に心苦しいので、そんな中、収入がないことに対して焦りを感じています。

 

2つ目は、サラリーマン時代に心のどこかで「主婦・主夫は楽」と

思っていたところがありました(主婦・主夫の皆様、すみません)。

私は大学時代に一人暮らしを経験しているので、家事全般はだいたい想像がつくし、

育児に関しては、愛する息子とずっと一緒にいれる上に、

息子はお昼寝もしてくれるので自分の時間もあるだろうし、楽で、幸せじゃん、と。

妻にはこのブログが見つかっていないので(笑)正直に言うと、

・家に帰ってもご飯ができていない、お皿を洗っていないなど、家事が残っている

・土日に残った家事やスーパーへの買い物をやらないといけない

・平日に疲れて帰ってきた時でも、色々と話したがる

・飲み会に行く時に(出張で帰りが遅い時にも)文句・不満を言われる

などに対して「なんでできてないの〜」「しょうがないでしょ」と

思う時もありました。

いつもではないです。私も相当疲れているとか、焦っているとか、

追い込まれている時だけです。本当に!普段はとても感謝していました!(必死)

しかし、実際に家事・育児をやってみて実感しました。

一人暮らしで家事をするのと、育児をしながら家事をするのとは全然違いました。

常に子どもの様子を気にしていないといけないし、

家事をしていると遊んでもらいにきたり、何かイタズラを始めたり、と

家事をスムーズには進められません。

また、息子は2歳で、少しずつ言葉を理解しつつありますが、

出来事や感情を伝えあったりすることは、まだまだできません。

こちらの言いたいことが伝らず、イライラしてしまうことも度々。

そんな大変な中、妻は一生懸命やってくれていたんだな、という感謝の気持ちを

今までよりも、強く、はっきりと感じるようになりました。

主婦・主夫は決して楽ではないのです。

 

相手の気持ちを想像することはとても大切だと思いますが、

経験すると生まれる感情がリアルです。

私は、今回のミラノ生活で、母国を離れて外国で暮らしてみたら、

日本で暮らした妻と経験を共有できるし、妻の気持ちをもっと

理解できるようになれるかもしれないと思っていました。

ですが、それと同じくらい(もしかしたらそれ以上に)

主夫生活の経験が、妻の気持ちを理解させてくれるのに役立つかもしれません。

 

なので、一時的に収入がないことに過度に焦らず、

貴重な経験ができていること、そして妻・息子に感謝の気持ちを持って、

日々を過ごしていきたいなと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。