普通のサラリーマンだった私がイタリアでMBA取得を目指すブログ

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2019年4月からイタリア人の妻とやんちゃな息子とミラノに移住し、9月から1年間MBAコースに通う予定の元・普通のサラリーマン(現在主夫)のブログです。

シェア自転車が「生活」と「観光」を便利にする

みなさん、こんにちは。こぶです。

 

今回は、シェア自転車のおかげでミラノでの生活と観光が便利になったなぁ、日本の観光もシェア自転車で益々活性化したらいいなぁ、という記事を書いていきます。

 

 

ミラノに来てからの2か月

近くのスーパーに行くのは徒歩でいいけど、ちょっと遠出するために地下鉄(メトロ)や路面電車(トラム)に乗らないといけないのがなぁ… 車は持ってないしなぁ… 自転車があればなぁ…

ミラノに来てからの2か月間、そんな風に思うことが多々ありました。大阪に住んでいる時は、妻と私の2台持ちで本当によく使う移動手段でした。自転車があると移動範囲も広がりますし、維持費もかからないし、便利な移動手段です。そんな私たちですが、ミラノ生活では自転車を購入できずにいました。ママチャリみたいな手頃な自転車があまりなく、400ユーロくらいの良いチャリはあるけど、そこまで本気のチャリが必要かなぁ…と二の足を踏んでいました。

 

よく目にしていたシェア自転車

ミラノではそこら中でシェア自転車を見かけます。よく見かけるのは、BikeMi*1とMobike*2です。

少し話が逸れますが、そもそもシェア自転車とは、

自転車を共同利用する交通システムで、特にコミュニティサイクルは多数の自転車を都市内の各所に配置し、利用者はどこの拠点(ポート)からでも借り出して、好きなポートで返却ができる新たな都市交通手段。現在、欧米を中心に世界中の500 都市以上で本格運営されている。

出典:一般社団法人 日本シェアサイクル協会 「シェアサイクルとは」*3 

というものです。

2019年3月まで大阪に住んでいましたが、シェア自転車は普及していない印象です。一方でミラノでは電車や地下鉄の駅の近くにシェア自転車の拠点(ポート)が設置されていたり、スーツ姿の人が利用していたりして、シェア自転車が地域に根づいているように感じます。

ちなみに、上記の2つのシェア自転車の違いは、BikeMiはポートで借りてポートに返す(借りたポートである必要はない)タイプで、Mobikeはどこでも乗り捨て可能なタイプ、という感じです。

 

BikeMi、はじめました

自転車を使いたい欲求が高まったので、私たちはBikeMiを使うことにしました。1日4.5ユーロ、1週間9ユーロ、1年間36ユーロの中から選択することになります。1か月がないあたりに、価格設定の巧みさを感じましたが、1年間で8日間くらい使うと思い、1年契約にしました。

アプリで登録を済ませて、早速その日から使っていますが、移動範囲が広がって、満足しています。息子を乗せるために子どもシート付きの自転車を探すのは台数が限られているので少し難しいですが、それでも契約してよかったと思っています。

 

観光におけるシェア自転車の活用

BikeMiは、主要な駅や観光地の近くにポートがあるので、生活だけでなく、観光においても大活躍です。

旅先で、最寄駅から目的地までの距離が微妙に遠くて、それなりの距離を歩かなければならないことがあると思いますが、シェア自転車はその問題を解決してくれます。そう、ラストワンマイルを満たしてくれるのです。

観光大国イタリア、そしてその中でもトップクラスの観光都市ミラノ。さすがです。1日や1週間の契約期間は、住民のためというよりは、観光客のためなのかもしれません。

アプリで登録したらすぐに使える手軽さ、借りる・返すの利便性、運転する際の自転車・道路の安全性など、課題は色々あると思いますが、日本でもシェア自転車が普及して、観光が益々活性化するようになればいいなぁと思います。

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。