イタリアで電車に乗るときの注意点
みなさん、こんにちは。こぶです。
今回は、イタリアで電車に乗る際の注意点をお伝えします。なお、イタリアには路面電車であるトラム、地下鉄であるメトロ、新幹線や特急電車のような長距離移動用の電車(鉄道会社はトレニタリアやイタロなど)など、色々な種類の電車があります。
スリに注意!
まずはこれを一番強調したいです。荷物から目を離さないでください。日本のように安全ではないです。日本では私もよく電車で寝ていましたが、イタリアでは寝てしまわないように注意しましょう!
また、電車の中だけでなく、駅の中にもスリはいます。切符を券売機で買っている時も、スーツケースや手荷物にも意識を残しておきましょう。
切符を機械に通す!
トラムは車内に機械がありますし、メトロは改札口がありますが、長距離移動の電車に乗る場合は特に注意が必要です。
ミラノ中央駅のように大きな駅では改札口というか、切符を確認する人がいるゲートがありますが、駅によっては改札がない場合があります。
そのため、自由に人が駅構内に入れますし、悪意があればそのまま電車に乗ることができてしまいます。
なので、無賃乗車対策として、電車の中で鉄道会社の人が巡回して、切符の確認をしています。アナログですね。
4月にミラノのマルペンサ空港から市内に移動したとき、同じ車両に無賃乗車の人がいたっぽくて、鉄道会社の人ともめてました。なかなか解決せず、最終的には軍隊の人(?)が登場し、その人を次の駅で降ろされていました。
オンラインの切符であれば、日時を指定して購入しているので切符を見せれば問題ありませんが、券売機で購入した場合は、下記の機械を駅構内で見つけて、自分で機械に通さなければなりません。
うっかり機械に通すのを忘れてしまうと、罰金を取られてしまいますので注意が必要です。
私の友人が実際に罰金を取られたことがあります。観光客にも容赦ないのはヒドイですが…
到着が遅れるかも!?
イタリアの電車はよく遅刻します。なので、乗り換えの次の電車の時間や次の予定の時間には余裕を持っておいた方がよいです。
先日、「この電車は定刻通りミラノ中央駅に到着します」というアナウンスが流れ、イタリア人の妻が、「こんなアナウンスは初めて聞いた」と驚いていました。
いつも思いますが、本当によく遅れます。イタリアがひどいのか、日本がすごいのか。
停車駅名を言ってくれない。汗
乗り慣れていない人からしたら、とても困るのですが、次の停車駅の名前を言ってくれない場合があります。
イタリア語だけでアナウンスがある場合もありますし、この前は「次の停車駅は…」でアナウンスが終わることもありました。続きが一番大事だよ!?と思わずツッコミたくなります。
wifiなどが使えれば現在地を地図で確認できますが、ない場合は事前に到着時間や駅数などを入念に確認する必要があります。
親切な人が多いので、乗客の中で常連さんっぽい人に尋ねてみるのも良いと思います。
今回は、イタリアの電車での注意点をご紹介しました。
スリの被害にあったり、不要な罰金を取られたり、予定が狂ったりしないようにして、イタリア旅行を楽しんでもらえればと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。