母がミラノに来てくれていました。
みなさん、こんばんは。こぶです。
約2週間、母が日本から遊びに来てくれました。今回はその反省です。
母は、ミラノに来ることをとても楽しみにしてくれていました。一生、思い残すことはない、と言うほど。
お土産も、リクエストした以上の数・モノを持ってきてくれました。家から空港まで、重かったと思います。
カフェに一緒に行ったり、アペリティーボを楽しんだり、夜も明るいので晩ご飯を食べた後に散歩したり、コモ湖に日帰りで観光に行ったり、ジェラートを食べたり、ドゥオーモを見に行ったり、息子と一緒に公園に行ってシャボン玉で遊んだり。
せっかくミラノまで来ているのに、普通のスーパーの買い物にも一緒に来てくれたし、和風のご飯も作ってくれて、お皿も洗ってくれて、息子の面倒も見てくれました。
楽しい思い出がいっぱいできたのに、もっと感謝すべきなのに、私は素直になれませんでした。
母をマルペンサ空港に送ってから家に帰り、息子に「おばぁちゃんは?」と聞かれて、寂しさを感じたのに。
私はイタリア語もロクにわからないので、できることは限られているし、知らないこともたくさんあります。
それでも心配はかけたくないから強がって、虚栄がバレないように母にキツく言ってしまうこともあり、その言い方の強さに妻が驚くほどでした。
要は自分に余裕がなく、それを母にぶつけてしまったんだと反省しています。カッコ悪いなぁ。
これが今の「素」の私なのかもしれません。「親の心子知らず」のままで、父親になったのに、まったく成長していません。
イタリアに来て4か月。人として、まだまだ、です。
ちゃんと親孝行をできるように、今のもどかしい気持ち、もっと母とコミュニケーションをとって、感謝を伝えたかったという気持ちを、恥ずかしながら文章にさせて頂きました。
最後まで言い出せなかった「また来てね」は、ラインで伝えておくことにします。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。