トスカーナ旅行3日目
みなさん、こんにちは。こぶです。
トスカーナ旅行3日目について書きたいと思います。
後述のシエナのパリオ関連で、パレードのような状況に遭遇。青い旗の強そうな魚は妻のお気に入りになりました(縦横の変更がわからず見にくくてすみません)。
旅行の流れ
- 観光:Abbey of San Galgano(サン・ガルガーノ修道院)
- 観光:Hermitage of Montesiepi(モンテシエピ礼拝堂)
- ランチ:Salendo Wine Bar di Ardenghi Paola
- Siena(シエナ)
- パーキング:Parking Santa Caterina
- 観光:Baptistery of St John
- 観光:Duomo di Siena(シエナのドゥオーモ)
- 観光:Piazza del Campo(カンポ広場)
- カフェ:Vivace Ristorante
- お土産
- レストラン:Officina della Bistecca
- 宿泊先:Rosso Del Chianti
観光:Abbey of San Galgano(サン・ガルガーノ修道院)
1218年に建設が始まり、完成まで70年を要した、トスカーナ地方最古のゴシック建築は、14世紀には飢饉などの影響で衰退しはじめ、18世紀の落雷で屋根を失っています*1。
石造りの建物なので自然と調和していますし、屋根がないことがそれをより素晴らしいものにしていると感じました。
入場料1人4ユーロで、入る価値は十分にありました。
観光:Hermitage of Montesiepi(モンテシエピ礼拝堂)
地面に刺さった剣を抜けるのは本物の選ばれし勇者だけといった伝説、物語やゲームの設定としてはワクワクする展開です。そんな伝説の剣が実在する場所のひとつがここ。
この礼拝堂の中には岩に刺さっている剣がありました。この剣は本当に1170年から実在するものであることが確認されているようです*2。
ただ、剣はガラス(プラスチック?)で囲われており、残念ながら抜けるかどうか試してみることはできません。
ランチ:Salendo Wine Bar di Ardenghi Paola
サン・ガルガーノ修道院とモンテシエピ礼拝堂のすぐ側という素晴らしい立地にあるワインバーで、ランチを頂きました。
もっとおいしい料理を、快適な空間で食べたい人には向きませんが、テラス席で快適に過ごせましたし、子どもも自由に動き回れたので、よかったと思います。
ただ、赤ワインはもう少し入れてほしかったです。
Siena(シエナ)
トスカーナ州シエナ県の県都。歴史地区は世界遺産に登録されており、まるで中世の都市のようです*3。
ちょうどパリオ(Palio)というシエナの伝統的なお祭りの時期で、大変な賑わいでした。
パリオでは、17のチームに分かれて、競馬のようなレースを行うそうです。2つのレースには観覧席があり、通常8か月前に売り切れるらしいです*4。めちゃめちゃ人気ですね。
パーキング:Parking Santa Caterina
1時間2ユーロで、シエナの中心地へのアクセスの良い駐車場。駐車場から中心地へ向かう最初の坂道は急ですが、その後はエスカレーターがありました。
観光:Baptistery of St John
繊細な彫刻のあまりの多さに圧倒されました。
観光:Duomo di Siena(シエナのドゥオーモ)
シエナのドゥオーモ。正面から見ると、カラフルな宗教画、丸い窓、彫刻など、どれもが美しく、荘厳な雰囲気がありました。塔の存在感も大きく、シエナ観光の際は必見です*5。
観光:Piazza del Campo(カンポ広場)
プッブリコ宮殿やマンジャの塔などの建物の美しさに見惚れましたが、パリオの準備中だったのに加えて、大変な人混みで、カンポ広場だと気付かず(事前調査ゼロを露呈)に通過してしまいました。
パリオ以外の時にも訪れて、世界一美しい広場といわれる由縁を確かめてみたいです。
Pubblico Palace(プッブリコ宮殿)。左にはマンジャの塔が立っています。
カフェ:Vivace Ristorante
カフェ探しに紛糾し、レストランをカフェ利用。価格は観光地価格で、コーヒーは普通ですが、景色はサイコーで、店員さんは親切に対応してくれました。
シエナのドゥオーモの先っちょがわずかに見えます。
お土産
自宅用のお土産として、ヒマワリの柄の布製のパンの入れ物を12ユーロで購入。テーブルクロスは麻製で140ユーロ、綿製でも80ユーロだったので、断念しました。。。
レストラン:Officina della Bistecca
この日の最大の目的は、ここでお肉を食べること!
1人50ユーロの料金で、1つの長いテーブルに他のお客さん達と座り、次々に肉が運ばれてくるスタイルの予約は必須のレストラン。2切れでも5切れでも、好きなだけお皿に置いてくれます。
雰囲気を味わいに行ってみましたが、店内の炭焼場で焼いたお肉は、表面は焼けてましたが中はほぼ生で、レア好きにはたまらないと思いますが、生肉が苦手な私は、「生やないかい!!!」と心の中で叫び続けました。
飲み放題の赤ワインがとてもおいしかったのですが、残念ながら販売はしていませんでした。。。
お隣さんはNetflixでこのレストランを見てスウェーデンからやって来たというスウェーデン人男性が2名、タイ人女性1名、スウェーデンとタイのハーフの女性1名の4人組(2カップル)で、他にも多くの外国人が訪れていました。
宿泊先:Rosso Del Chianti
オーナーはとても親切な人で、緑がきれいなお庭でペットの猫がリラックスしていました。オーナーの兄妹が経営するOfficina della Bistecca(肉料理のレストラン)には歩いて行ける距離でした。
夕食の時に出会った人達とは何とか英語で会話をしました。
息子のことをとても可愛がってくれて、息子も嬉しそうでした。彼らはスウェーデンに住んでいるらしく、スウェーデンに来るときは家に泊まって良いよ!と、初対面で数時間を共にしただけなのに、とても好意的な事を言ってくれました。
スウェーデン版の社交辞令なのかもしれませんが、スウェーデンに行ってみたくなりました。
人との出会いも旅行の醍醐味。それを十分に味わうことができた3日目でした。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。